ワンポイントアドバイス


握手も、いろいろ気をつけなければならないことがあります。とくに、インドでは握手の際に左手を差し出すことはやってはいけません。インドでは、体の右側を「浄」、左側を「不浄」とすることになっています。たとえば、インドでは用を足した際には、左手で洗い流すということになっています。そんな左手を握手の際に求めるのは、失礼にあたるのでしょう。

また、ヒンドゥー教ならではの注意点というのは、ほかにもいくつかあります。例えば、子供の頭をなでなでするのはよくありません。頭は神聖なものとみなされているので、かわいい赤ちゃんがいたとしても「可愛いですね~」と言いながら頭を撫でようとすると、怒られてしまうことがあるかもしれません。そもそも、日本人は人の頭を気安くさわったり叩いたりしすぎです。よくバラエティ番組で「ツッコミ」と称して人の頭を叩き、叩いた方も叩かれたほうもそれを見ているほうも大喜び、というのをやっていますが、海外の人からするとかなり変な光景に見えるようです。それを自覚して、インドでも人の頭に対しては注意しましょう。
また、「怒る」というのもはしたないとされているようです。プンプン怒らずに、言いたいことははっきり言え、という風潮なのです。

また、こうしたヒンドゥー教の習慣は、ヒンドゥー教文化が根付いているインドネシアのバリ島でも共通です。インドに行く機会がなくても、バリ島はわりと多くの人が行くリゾート地ですから、このあたりを頭に入れておくと、無難なのかもしれません。

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